【2015年版】どっちにする?ABテストツール比較”Optimizely” vs “Kaizen Platform”

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Optimizely vs Kaizen Platform

今回はいま日本で注目されているABテストプラットフォーム”Optimizely”と”Kaizen Platform(旧:planBCD)”の比較を行った。


[2016年8月24日加筆修正]※なお、この記事は2013年12月3日現在の情報にもとづいて書かれている。

はじめに

前回の比較調査から約1年半が経過し、両ツールとも目覚ましい進化を遂げている。ここで改めて最新の情報を元に比較を行なっていきたい。
なお、比較するプランは両ツールのハイエンドプラン「Optimizelyエンタープライズ」「Kaizen Platform エンタープライズプラン(K2版)」としている。

概要

Optimizely Kaizen platform
ロゴ
URL http://www.optimizely.jp/ https://kaizenplatform.com/
運営会社 Optimizely, Inc. KAIZEN platform Inc.
特長 世界シェアNo1のABテストツール
Webサイトだけでなくネイティブアプリのテストも行える高性能プラットフォーム
急成長している国産ツール
サイトの改善提案を外注できるクラウドソーシング機能が最大の特徴

Optimizely(オプティマイズリー)とは

サンフランシスコに本社を置くOptimizely。共同創業者のDan Siroker氏は、Y Combinator出身でオバマ大統領のキャンペーンページでA/Bテストを行い成果を上げた事でも知られる。
世界シェアNo1であり、日本語対応もしている。(コミュニティサイトなどは一部英語のみ)
有料プランである「エンタープライズ」の他に、一部機能制限ながら高性能な無料プラン『スターター』がある。※『スターター』プランは2016年6月19日で終了し、現在の無料利用は30日間トライアルのみ。
最近ではネイティブアプリ(iOS版、Android版)向けにテストできる機能をローンチし、サイトとアプリをワンストップで最適化できる唯一無二の存在になっている。

Optimizelyのデモ(ネイティブアプリの場合)

Optimizelyのデモ(Webサイトの場合)

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)とは

日本発のスタートアップ、Kaizen Platform Inc.が手がける「Kaizen Platform」。率いるのはリクルート出身の須藤 憲司氏だ。その最大の特長は、サイトのUIデザイン改善を担うグロースハッカーをクラウドソーシングとして利用できることだ。
2015年4月からは、それまでのシステムを一新したバージョンアップ版(K2)のベータ版がリリースされ、機能の充実がはかられている。

Kaizen Platform(K2版)のデモ

テストの種類

機能 Optimizely kaizen platform
WebサイトのABテスト
スマホサイトのABテスト
ネイティブアプリのABテスト ×
別URLへリダイレクトするテスト
複数ページ※におよぶABテスト
※ナビゲーションなど
多変量テスト※
※同じページで複数パターンを
掛け合わせるテスト
×
ファネルテスト※
※Top→一覧→詳細のように
遷移するページの複数テスト
×
マルチチャンネルテスト※
※Webとアプリ両方に同じテスト
×

テストの詳細機能

機能 Optimizely KAIZEN PLATFORM
WYSIWYGエディタ
表示割合の自動調整※
※数値の悪いバリエーションの
表示割合を減らす
×
テスト対象者の実施割合を指定
複数バリエーションの作成
制限なし

5バリエーションまで
訪問者の属性によるセグメント
ブラウザ, 言語, Cookie,
IPアドレス, ロケーション
×
URLの正規表現によるテストページの指定
目標をURLに設定
目標をクリックに設定
ターゲティング クエリパラメータ
言語
リファラー
モバイルorデスクトップ
など
モバイルorデスクトップ
テストの再利用
実験の複製
アーカイブの再利用
×
スケジューラー ×
レポートのエクスポート
CSV

CSV
レポート画面のカスタマイズ ×

サービス連携

機能 Optimizely Kaizen platform
クラウドソーシング※
※デザイン提案・作成を外注
×
クロスブラウザ確認サービス
Cross Browser Testingを利用
×
アクセス解析の統合 Google Analytics,
Adobe Analytics(旧SiteCatalyst)
Mixpanel
KISSmetrics
など
Google Analytics
Adobe Analytics(旧SiteCatalyst)
など
ヒートマップの統合 ClickTale
Ptengine
CrazyEgg
など
ClickTale
USERDIVE
など
訪問者グループの連携 BlueKai
Lotame
Qualaroo
Tealium
Woopra
など
Intimate Merger
RightSegment
など

管理・サポート

機能 Optimizely Kaizen platform
ドメイン数/ユーザー数 プランによる プランによる
マルチユーザー対応
ユーザーごとの権限 管理者
プロジェクトオーナー
エディター
ビューアー
所有者
管理者
メンバー
(グロースハッカー)
サポート フォーラム(英語)
メール
チャット
メール

結論とまとめ

1年半ぶりに両社のツールを比較したが、印象は良い意味でそれほど変わらなかった。
Optimizelyは、ネイティブアプリなどユーザーとのさまざまな接点を最適化することを目指しているように見えるし、Kaizen Platformは改善・最適化業務の仕組みそのものを変える取り組みをしているように見える。
一言でいうと『機能面ではOptimizely、革新的なのはKaizenPlatform』という印象だった。
最後に両社の特徴をまとめた。

Optimizely

  • 誰でも簡単にABテストが行えるプラットフォームの先駆者
  • さらに、ネイティブアプリのテストも実施でき、ユーザーとの接点の多くを一つのツールでテストできることが魅力
  • 豊富な機能・外部サービスとの連携
  • A/Bテストプラットフォームの本命とも目されており、総合的に見て安定感がある

Kaizen Platform

  • UI改善のデザイン提案部分を、クラウドソーシングを利用して外注可能
  • それにより、本来はクライアント側で負担するオペレーションコストをまるごと改善
  • 上記の理由からOptimizely以上にテストの実施が容易に行える
  • 後発であるため、現在も機能拡張中

今回紹介した”Optimizely”と”Kaizen Platform”の他にも、多変量テストに強い国産ツール”DLPO”や、ヒートマップつきインド発ツール”VWO”などさまざまなツールがある。
成長市場であるこの分野で、これらのツールがどのように進化するのか今後も注目したい。

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第三者の公平な視点でツール比較を行ないました


本資料は、クライアント企業と一緒にツールを選定する立場のスプリットエンジンが、第三者の公平な視点でツール比較を行なったものです。
実際に自社で使っている情報をベースに再編集し公開しました。
比較対象は国内トップ4大ツール(Optimizely、Kaizen Platform、DLPO ACT、VWO)です。

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