Optimizely社、日本への道のり

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Tokyo

Optimizelyが本格的に日本市場へ参入してから約半年が経過し、今年に入ってからメディアへの露出もかなり増えた。
今回はOptimizely日本進出の先導役であるNick Benavides氏の発言から、Optimizelyが日本市場をどのように捉えているか探る。

Nick Benavides氏はOptimizely社の日本地域担当だ。彼は2014年夏頃から筆者を含め、日本でOptimizelyを活用しているクライアントやエージェンシーとコンタクトを取り、翌2015年に日本へ本格参入するための足掛かりを作った。

今回は、そのBenavides氏が先日Optimizely社の公式ブログで、日本に関する記事「Optimizely’s Path to Japan」を投稿したのでご紹介する。

Optimizelyがどのように日本市場をとらえ、何を目指しているかの一端が垣間見えるはずだ。

本記事はNick Benavides氏から掲載を許可され、スプリットエンジンが独自で翻訳したもので、Optimizely公式の翻訳ではありません。


Optimizely社、日本への道のり

Optimizelyはその設立当初から、100年続き、今働いている私たちよりも長生きしてくれるような会社をつくりたいと願っていました。
だからこそ、私たちは同業者よりもずっと早くからオランダのアムステルダムにオフィスを設立して投資を行い、グローバル化を進めていきました。

このヨーロッパ、中東及びアフリカでの投資は実りある結果となり、Optimizelyがユーザーエクスペリエンスの最適化という分野において、グローバルなリーダーであるという証になりました。

そして、このポジションをさらに発展させるために、アジアへの進出することが不可欠だということがわかっていました。
しかし問題は、それがどこで、いつやるべきなのかということでした。

今こうして東京のアパートメントにいながら、Optimizelyがアジア太平洋地域で初めてのオフィスを開くまでに、どのような道のりをたどったのかについて少しお話できる機会を得たことを、とても嬉しく思います。

偶然

2014年の夏、私はOptimizelyのサンフランシスコのオフィスで深夜まで残って1本の国際電話がかかってくるのを待っていました。
東京に拠点を置くリクルートホールディングスという会社が、私たちとパートナーシップを結ぶことに興味を持ち、私がその電話を受けることとなったのです。
リクルートホールディングスは日本で最も有名な会社の1つであり、年商で100億ドル以上を誇る200以上のブランドを持った複合企業です。
電話で話をするうちに、リクルートホールディングスが過去2年間にわたってOptimizelyを有効に活用し、反復型のテストのプロセスを使うことで、やっと維持できるという状態のサービスを、圧倒的な成功にまで引き上げることができた、という話を聞きました。

彼らは私たちのテクノロジーを他のリクルートグループ会社に紹介すれば、やはり同じような結果が得られるだろうと考えていました。
しばらく話し合ったあとで、私たちはOptimizelyからチームを東京へと送り、徹底的にOptimizelyのプラットフォームでトレーニングすることが最善の道だろうということに合意しました。

“勢い”と強力なパートナーの存在

深夜の電話という偶然が私たちを日本へと導きましたが、そこに留まる決意をさせたのはデータでした。

Optimizelyはすでにリクルート、アシックス、オイシックス、オプト、ジュピターショップチャンネルなど多くの顧客を、世界で3番目に大きな経済大国、日本に抱えていました。

中でも突出していたのが、イー・エージェンシーという会社でした。
東京に拠点を置くデジタルマーケティングにおいては先頭に立つ会社であり、アジア太平洋地域では最も成功したグーグルアナリティクスプレミアムの代理店でもあります。
彼らは私たちと出会った時にすでに2年以上Optimizelyを使用していました。

後に日本で開催した、Optimizely、リクルート、イー・エージェンシーの共同開催によるイベントの成功は、これから起こることの前触れのようでした。

そして、リクルートとイー・エージェンシーとの話し合いを通して、私たちは日本市場の輪郭とそのチャンスがどのようなものなのかということを、実際に手にしたかのようにより確かめることができました。
私たちには、日本でのデジタルマーケティングの市場規模は急速に成長していることと、アメリカでのA/Bテストが発展して勢いがあるように、日本でも同じようなことが起こるだろうということを知ったのです。

また、リクルートとイー・エージェンシーはこれをチャンスと捉え、私たちが市場へ参入するための手伝いができるようにパートナーシップを申し込んでくれました。
私たちはそこで見てきたものにインスパイアされて帰国し、よりリサーチをする意欲を得たのです。

私たちはリクルートとイー・エージェンシーのサポートによって大いに励まされました。彼らはその後の訪問で重要な人物を紹介してくれたり、様々な形での援助を申し出したりすることによって、その言葉が本当であるということを証明してくれました。

私たちはその後でさらに3週間を日本ですごし、Web改善に対する多くの関心を目の当たりにすることができたのです。

特にあるセミナーでは150人が参加し、驚くべきことにそのイベントの告知は2週間足らずで、それだけの参加者を確保することができたということでした。
金曜の夜に行われたイベントにも関わらずですよ!

予約と長いキャンセル待ちのリストは、私たちがこれから起こすことの前触れのようでした。

100年存続する会社をつくると願う以上、私たちは日本の組織にとって一番のユーザーエクスペリエンス最適化のパートナーである必要があります。
だからこそ私たちは2015年に日本のマーケットへ参入することを決めたのです。

日本での勢いと強力なパートナーの存在を得た今、私たちはこの決断にこれ以上ないほどの幸福を感じています。
私たちは東京にいられることに興奮していますし、ここでビジネスを成長させ、顧客の心をつかもうとする会社をお手伝いできることを嬉しく思います。
今年はどのようなことが起こるのかとても楽しみです。

「ガンバリマス!」

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