【レポート】日本グロースハッカー大賞2016に参加しました

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GrowthHackerAwards
2016年2月23日、日本グロースハッカー大賞2016が開催された。
昨年に引き続き今回で2回目となる。
私たちスプリットエンジンは、幸運にも2015年の第1回に続き、受賞者として参加することができた。
グロースハッカーの立場から、本イベントの模様をレポートする。

1度のカイゼンだけで1億円以上のインパクトを出せたデザインが”23″

イベントの幕開けはカイゼンプラットフォームCEO須藤氏の基調講演だ。
ここでカイゼンプラットフォームが2年半の間に上げた成果を発表した。
さまざまな数字が並ぶ中で私が最も注目したのは、たった一度のデザイン改善だけで1億円以上の売上インパクトを与えられた案が“23”あったということ。
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これは、デザインの影響力を証明した驚くべき数字だ。
デザイン改善は単に見栄えを整えるだけの「作業コスト」では無く、売上にレバレッジを利かせられる「投資」だということをデータで証明できた点は、グロースハッカーとして非常に嬉しく感じた。

スプリットエンジンはダブル受賞

須藤氏の講演後、授賞式へと移った。2回目となる今回はグロースハッカーの数も増え、それに伴い以前よりも賞の数が増えた。
スポンサー賞と部門賞があり、スポンサー賞はオファー依頼者であるクライアント企業がプレゼンターを務めた。
グロースハッカーが普段接することのないクライアント企業から直接授与されるのは、傍から見ても誇らしい光景だ。
なお手前味噌だが、スプリットエンジンは今回『金融部門賞』『オープンオファー改善賞』をダブル受賞することができた。
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(ドヤ顔の当社メンバー)

ユーザー視点を持つことの重要さ

授賞式の後はグロースハッカー達の事例紹介セッションが始まり、当社の牧野を含め3名が、自身の代表事例を紹介した。
その中で印象に残ったのは、3名共、「ユーザー目線を持つことの重要さ」について語っていたこと。
当社の牧野は「改善活動をうまく進めるためのマインドセットは?」という問いに対して、「作り手側、運営者側の思い込みを排除することだ」と答えた。
スマートフォンサイト部門賞を受賞した片岡氏は自身の「情報を大胆に削除して成功した」事例を用いて、ユーザーの心情を丁寧に推測していく様子を説明した。
人材サービス部門賞を受賞した北古賀氏は、改善に重要な「ユーザー目線」を取り入れるため、サイトを始めて見た/使ったときの「初見」で抱く課題が重要だと説明した。
当たり前に言われているユーザー視点の重要性だが、これを自社内にいる担当者や関係者が持つことは容易ではない。そういう意味では、私たちグロースハッカーへ依頼することも、「ユーザーに近い視点」を手に入れることなのだろう。
なお、事例の詳しい内容はTech Crunch Japanの記事として公開されている。
Kaizenのグロースハッカーたちが「ビフォー・アフター」事例3つを披露

新しい働き方で湧き上がった拍手

事例紹介後は「グロースハッカーという新しい働き方」をテーマとする講演が始まった。
この中で最も印象的だったシーンは、デジタルハリウッドの教育プログラムを受講している福岡の主婦によるメッセージビデオだ。
そこには、働くための技術を手に入れた喜びと、家族の応援を受けながら仕事を頑張る「明るい未来」を持った女性がいた。
彼女のメッセージが終わった後には自然と拍手が沸き起こり、会場があたたかい空気に包まれた。

舞台の裏側

グロースハッカーアワードの醍醐味は、普段滅多に会うことが無い「グロースハッカー」「クライアント」「カイゼンスタッフ」「メディア」が一堂に会するところにある。
そこでは様々なコミュニケーションや情報交換が活発に行われた。

トップグロースハッカー同士の交流

お互い本名ではピンとこないが、アカウント名を紹介し合った後に「あーー!」となる感じはオフ会そのもの。
案件の話やお互いの改善方法などで花を咲かせた。

カイゼンスタッフとグロースハッカーの交流

話題の中心はやはりプラットフォームの使い勝手。
エンジニアの方々に意見や要望を伝えられる場として機能していた。

クライアントとグロースハッカーの交流

普段のコミュニケーションはほとんど「オリエンシート」と呼ばれるテスト仕様書を通じてのみなので、そこに現れない話が聞けて興味深かった。
特に盛り上がった話題は「クライアント側がどのように依頼すれば、自分達が望むテスト案をグロースハッカー側から引き出せるか」というところ。

まとめ

「この場にいる人達は、みんな何かを改善している」と須藤氏が言っていた通り、会場にいる全員が改善の重要さや難しさを理解し、それぞれの立場で具体的な課題を持っていた。それらの意見交換の場として、 このアワードはとても意義のある機会だと感じた。
特にグロースハッカーを目指す人や、カイゼン文化を自社に根付かせたい企業担当者にはぜひ次回の参加をおすすめしたい。
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